当社は、1961年に自動車整備工場(自動車整備事業)として設立しました。また、1970年代の各自動車メーカー九州進出に伴い、自動車部品の塗装を主体とした自動車部品製造事業と自動車関連の物流事業を立上げました。これら自動車整備事業、部品製造事業、物流事業の三つの柱が、今日の当社の基盤となっております。
自動車整備事業は、車検等の取扱い台数が年間で18,000台を超す迄に拡大し、地場では有数の自動車整備工場となりました。部品製造事業は、お客様のご要望にお応えするべく1977年に樹脂部品、1984年に金属部品の塗装部門を立上げ、その後も樹脂成形や組付け等、都度拡大し、当社の主力事業として成長しております。物流事業は、1972年に子会社として平和物流㈱を設立しました。自社製品は元より、自動車関連メーカーへの運送、納入を行い、現在では約40台の車両を擁する迄に拡大しております。また、2004年には三島光産㈱グループの傘下となり、さらなる発展を遂げております。
創業以来「信頼・協調・結束」を経営方針とし、お客様から真に信頼される企業を目指し取組んで参りました。今、100年に一度と言われる自動車業界の変革期を迎え、自動車に関わる企業の真価を問われていると決意を新たにしております。これまで幾多の経済や環境の変化に苦戦することは有りましたが、従業員一丸となって知恵を出し、汗を流し、乗り越えて成長して参りました。
今後も50年超に亘る歴史の中で培った独自の技術やノウハウに更に磨きをかけ、満足頂ける製品・サービスを提供出来るよう日々研鑽して参ります。
まずは100年企業、更には永久に生き残れる企業を目指して進化し続ける所存です。尚一層のご支援、ご鞭撻を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
平和自動車工業株式会社
代表取締役社長 栗秋 浩